冬の気配が少しずつ深まる西海エリア。澄んだ空気の中を走りながら、季節の変わり目ならではの静かな時間に浸れる癒やしのドライブコースです。最初に訪れる七ツ釜鍾乳洞は、年間を通して約15℃に保たれ、外の冷たい空気から思わず“ほっと”するあたたかさを感じられる場所。自然が生み出した造形の中をゆっくり歩けば、心が少しずつほどけていきます。

次に向かうのは、西海市の山あいにひっそり佇む「音浴博物館」。レコードの音がやさしく響き、昭和の空気がそのまま残る空間は、冬の入口にしっくりくるあたたかさがあります。

そこから大村湾沿いを進み「そば処一粒」で温かい蕎麦を味わったあとは、車を波佐見町方面へ走らせて「花西海」へ。ドライフラワーに囲まれた落ち着いた空間で、旅の途中にふっとひと息つける時間を過ごせます。

最後は、元製陶所を再生した人気エリア「西の原」へ。焼き物のまちらしい空気に触れながら、ゆったりと冬の始まりを楽しめるコースです。